須賀川市JICAプロジェクト報告
2025-04-14 11:48:55

須賀川市がJICAプロジェクト報告、段ボール医療施設がザンビアで活躍

須賀川市がJICAプロジェクト報告、段ボール医療施設がザンビアで活躍



2023年4月16日、水曜日、福島県須賀川市の市役所で、神田産業株式会社の代表取締役神田雅彦氏が大寺正晃市長に、独立行政法人国際協力機構(JICA)から採択された「SDGsビジネス支援事業(ニーズ確認調査)」の成果を報告します。この事業では、神田産業が開発した段ボール製の移動式医療施設「DOKODEMO CABIN」がザンビア共和国においてどのように社会的な問題に寄与できるかを検討しました。

プロジェクトの目的と調査の背景


本事業は、ザンビアの特に農村地域における医療アクセス向上を目指します。調査を通じて、現地の医療機関や行政、NGOと連携しながら、具体的な医療ニーズを明らかにしました。このプロジェクトは、神田産業が地元須賀川から発信するグローバルな課題解決の取り組みとして注目を集めています。

調査結果とその應用


調査の結果、以下のようなニーズが確認されました:
  • - マザーシェルターとしての利用:妊婦が出産前に安全に過ごせる場所の提供
  • - 仮設診療スペース:巡回診療や予防接種の際に必要となる医療スペース
  • - 緊急医療ユニット:自然災害や感染症流行時に必要な医療対応

これらの情報は、今後の事業化に向けた可能性を大いに感じさせるものであり、特にザンビアの保健省や災害対策機関との連携が期待されています。

「DOKODEMO CABIN」の特徴


「DOKODEMO CABIN」は、軽量で高強度な段ボール素材を使用しており、以下の特徴を持っています:
1. 簡便性:工具不要で短時間で組み立て可能
2. 安全性:優れた気密性と遮蔽性を兼ね備え
3. 多用途性:医療以外にも災害時の避難所や教育スペースとして利用可能

これにより、医療機関が不足する地域でも、迅速に医療サービスを提供できる基盤が構築されることが期待されています。

今後の展望


市長報告では、プロジェクトの成果や今後の展開について詳しく説明します。地域企業として、国際的な課題に取り組む姿勢が評価され、須賀川市としても強い連携を持ち、地域と世界をつなぐ重要な役割を果たすことが求められています。

この報告会は報道関係者にも広く取り上げられることが期待されており、当日の状況についても詳細に伝える予定です。地域住民や関係者が一体となり、グローバルなニーズに応じたビジネスを進める重要な機会となるでしょう。

報告会の詳細


  • - 日時:令和7年4月16日(水)11時
  • - 会場:須賀川市役所 3階応接室1
  • - 出席予定者:須賀川市長 大寺正晃 様、神田産業株式会社 代表取締役 神田雅彦 他

須賀川市が描く未来と、競争力のある地方のものづくり企業が果たす役割にぜひご注目ください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
神田産業株式会社
住所
福島県須賀川市館取町22番地
電話番号
0248-75-4165

関連リンク

サードペディア百科事典: 福島県 須賀川市 神田産業 DOKODEMO CABIN

Wiki3: 福島県 須賀川市 神田産業 DOKODEMO CABIN

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。

OSZAR »