藤岡ちさと榮太樓のコラボ飴が七夕で新発売
日本の伝統的な和菓子メーカー、榮太樓總本鋪は、この夏、イラストレーター藤岡ちささんとのコラボレーションにより、七夕をテーマにした限定の飴を発売します。これにより、伝統的な和菓子と現代のアートが見事に融合し、ユニークな風味とデザインが印象的な商品となっています。
限定商品が登場
今回のコラボ商品は、代表的な「榮太樓飴」と、国産果物を使用した無香料・無着色の「果汁飴」。どちらの商品も、可愛らしいリスたちや織姫・彦星のイメージが表現されたパッケージが特徴です。
パッケージデザインの魅力
藤岡ちささんが手掛けたパッケージは、全く新しい視点から七夕の物語を描いています。水色の箱には、星座の織姫と彦星がカササギの橋で出会う瞬間が描かれています。浴衣を着た子供たちがそれを見て「願い事が叶いますように」と楽しむ姿は、まるで一枚の絵画のような美しさです。特に、フォルムや色使い、そして物語性が素晴らしく、目を引くデザインです。
一方、紺色の「果汁飴」ボックスには、アサガオを持つリスがホタルの光に見入っています。このホタルたちが手を繋ぎ、互いに惹かれ合う様子は、恋の季節を感じさせるものです。細かい部分にまで施されたデザインが、見る者を楽しませます。アサガオは七夕にちなんだ花であり、物語の中で重要な役割を果たしています。
製品情報
この特別な飴は、以下の概要で展開されます。
- - 商品名:ちさリス七夕榮太樓飴、ちさリス七夕果汁飴
- - 価格:各648円(税込)
- - 販売期間:2025年6月4日(水)~2025年7月7日(月)
- - 取り扱い店舗:榮太樓總本鋪日本橋本店、オンラインストア、全国の百貨店やスーパーなど
榮太樓總本鋪は、1818年創業の老舗和菓子メーカー。長い歴史を持ち、飴をはじめとする多様な和菓子を製造・販売しています。この伝統を受け継ぎつつ、近代のアートとのコラボを実現させた手腕には感服します。
藤岡ちさの経歴
藤岡ちささんは、2000年に女子美術大学を卒業し、数々のイラストやデザインを手掛けてきました。「りすを描く作家」として広く知られ、多くの菓子パッケージのデザインも手掛けています。最近では、個展も開催し、ますます注目を集めるアーティストです。彼女の作品には、純粋さと遊び心が溢れており、多くの人に感動を与えています。
この七夕限定の榮太樓飴は、見た目の美しさだけでなく、味わいも期待できるアイテムです。特別な日を彩る一品として、自分自身や大切な人への贈り物におすすめです。心を込めて作られたその味を、ぜひお楽しみください。