箱根登山バスに大型路線EVバスが納車
2025年4月20日、箱根登山バス株式会社は、福岡県のEVモーターズ・ジャパンから大型路線EVバス2台を納車しました。これにより、環境に配慮した交通サービスが新たに提供されることになります。今回導入されたバスは、小田原駅東口を起点とする国府津線や芦子橋線などの路線で運行されます。
ニーズに応える技術開発
EVモーターズ・ジャパンは、顧客ニーズに応じた柔軟な対応を行い、円滑な運行開始を実現しました。また、箱根登山バスの担当者は、カーボンニュートラル2050の達成に向けた取り組みを引き続き強化していくことを表明しました。これは、脱炭素社会の実現に向けた重要なステップといえます。
大型路線EVバスの特徴
今回納車されたEVバスは、以下の特長を持っています。
- - 車名: F8 series2-City Bus 10.5m
- - バッテリー容量: 210kWh
- - 航続距離: 280km(定速60km/h、負荷重500kg、エアコンオフ時)
実際の利用状況や走行条件によって航続距離は異なるため、運行中の運用方法にも工夫が求められます。
運行エリアと開始日
このバスは、小田原市を中心に運行され、特に国府津線(小田原駅東口~国府津駅)、芦子橋線(小田原駅東口~城東車庫前)など重要な路線で活躍します。運行開始日は2025年4月20日で、これから地域の移動手段に貢献することが期待されています。
EVモーターズ・ジャパンについて
EVモーターズ・ジャパンは、2019年に設立された電気自動車の専門企業で、本社は福岡県北九州市にあります。自動運転バスの開発や、電気自動車のリース、再生可能エネルギー事業にも取り組んでおり、将来的にはさらに多様なサービスを提供する計画です。
エコな公共交通の未来
箱根登山バスの大型路線EVバス導入は、地域の環境への配慮だけでなく、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となります。今後の運行を通じて、各社の技術開発やサービスの向上がますます期待されます。これからも、環境に配慮した公共交通が求められる時代にシフトしていくことが重要です。所管する社員もその期待に応え続けていくことでしょう。