eMotion Fleetが選出された「Nexus Bridge2024」
2023年、東京都新宿区に本社を構えるeMotion Fleet株式会社が、茨城県水戸市に本拠を置く常陽銀行が主催するオープンイノベーションプログラム「Nexus Bridge2024」に選ばれることとなりました。このプログラムは、地域の問題解決や新たな事業の創出を目指すスタートアップや事業会社と金融機関が協業するもので、eMotion Fleetの提案した「地域の脱炭素化に向けた商用EVフリート事業」が、「脱炭素」分野で採択されたのです。
常陽銀行は、65件の応募から選ばれた4件の協業アイデアの一つとして、eMotion Fleetのユニークな提案を評価しました。これは、商用EVの導入から運用、エネルギー管理までを包括的に支援する取り組みであり、特に北関東地域の中小企業に焦点を当てています。
商用EVフリート事業の内容
eMotion Fleetが提案する商用EVフリート事業は、北関東地域の事業者向けに設計されています。このプログラムでは、ビジネスの電動化を進めるために、最適な導入戦略を提供し、走行および充電データを活用した運行とエネルギー管理システムを提案します。さらに、稼働率の向上や再生可能エネルギーの活用、ピークカットなど、コストの最適化を追求する手法を取り入れています。
地域と共に取り組む脱炭素化
今回の提案は、eMotion Fleetの専門技術と常陽銀行の金融ソリューションを組み合わせることにより、地域社会の脱炭素化に寄与することを目的としています。今後、関係各社との協力を通じて、具体的な協業の進め方や実施内容を段階的に検討・協議していきます。当社は、持続可能な地域社会の実現に向けた挑戦を続けます。
地元企業との連携
eMotion Fleetは、地域事業者との連携を重視しており、商用EVの普及に貢献するために様々な金融機関や自治体とのパートナーシップを築く計画です。このような活動を通じて、地域全体でのGX(グリーントランスフォーメーション)推進を支援し、環境への負荷を軽減することを目指しています。
常陽銀行とeMotion Fleetの将来に向けたビジョン
常陽銀行は地域密着型の活動を行っており、地元企業の成長支援や地域社会への貢献活動に力を入れています。これに対して、eMotion Fleetはアジア市場における商用EV事業者支援の先駆者として、特にモノ・ヒトの物流を適切に支えるための施策を講じている企業です。両社のコラボレーションにより、北関東地域の企業が抱えるEV導入・運用に関する課題の解決に貢献し、持続可能な環境への移行を加速させることが期待されます。
これからもeMotion Fleetは、地域と共に歩む企業として、商用EVの導入を通じた脱炭素化支援に取り組んでまいります。