快挙!「縄文の子」
2025-06-27 14:32:09

小さな出版社の快挙!「縄文の子」が夏休みの本に選出

小さな出版社の挑戦



2024年に設立されたばかりの出版社「ハレル舎」が、2冊目の作品『縄文の子』で快挙を達成しました。公益社団法人 全国学校図書館協議会の第58回「夏休みの本」に選定され、全国の小学校で広く紹介されることになります。この選定は、小さな出版社が持つ夢と希望のシンボルでもあります。

出版社は東京都国立市にあり、地元のビジネスサポートセンターが創業支援を行っています。「ハレル舎」は、子どもたちに夢と感動を与えるために、出版社と作者が一体となって創る「共創出版」を提唱。これは著者の創造性を尊重しつつ、編集や流通のノウハウを活用する新たな出版スタイルです。

『縄文の子』の物語



「縄文の子」は、著者である関口みどり氏が10年間かけて練り上げた作品で、たくましく生きた縄文時代の人々と兄弟の冒険を描いています。この物語を通じて、現代の子どもたちが「自分たちのルーツ」に触れることができるというメッセージが込められています。作者は「子どもの頃に夢中になって読んだ世界をリアルに描きたい」という想いからこの作品を生み出しました。

絵を担当しているのは、関口氏の姪である谷苑子さんで、木炭を用いた温かみのあるイラストが特徴です。物語の情景を豊かに彩る彼女の作品が、手に取った子どもたちの心に深く響くことでしょう。

売上以上の価値



この作品が「夏休みの本」に選ばれたことの意義は、単なる販売数では測れないもの。この選定によって、子どもたちに直接届くルートが確立されたのです。このような新たな道が開かれることで、出版社としての成長はもちろん、次世代の文化の発展にもつながります。

イベント情報



「縄文の子」は即売会イベントでも紹介される予定です。国立市では6月28日と29日に、旧国立駅舎で特別な縄文探訪イベントも開催されます。このイベントでは、縄文時代に関するトークやワークショップが行われ、参加者は当時の暮らしを体験できます。また、谷苑子さんの挿絵も展示される予定です。

ハレル舎の理念



ハレル舎では、著者が持つ独自の視点や想いを尊重し、従来の自費出版とは異なるアプローチで作品を世に送り出すことを目指しています。編集者やデザイナーが力を合わせ、作品の魅力を最大限に引き出すことに注力しています。共創出版の中で、読者が求める本が生まれることを、心より願っています。

『縄文の子』は2024年11月20日に正式に発刊され、全国書店でも取り扱われる予定です。ぜひ手に取って、縄文時代の美しい物語に触れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
くにたちビジネスサポートセンターKuni-Biz
住所
東京都国立市富士見台3丁目16-4国立市商工会館2F
電話番号

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