地域再生のプロ
2025-05-13 11:22:23

小田原市の旧三福不動産、地域再生で不動産業アワード大賞を受賞

旧三福不動産、地域の価値を高める新しい不動産業の形



神奈川県小田原市に拠点を置く株式会社旧三福不動産が、国土交通省が主催する『第3回地域価値を共創する不動産業アワード』で最高賞であるアワード大賞をこの度受賞しました。この受賞の背景には、旧三福不動産が履行してきた独自のビジネスモデルや地域活性化に対する真摯な取り組みがあり、地域と密接に結びついた不動産業の新機軸を打ち立てたとも言えます。

受賞の背景と取り組み



「地域価値を共創する不動産業アワード」は、不動産業界が地域問題の解決や地域の価値創出にどのように貢献しているかを評価するもので、今年で第3回を迎えました。株式会社旧三福不動産は、空き店舗や空き家のリノベーションに注力し、それをオウンドメディアと組み合わせた地域ブランディングを進める事業を展開。その成果として、201組の移住者を受け入れ、118軒もの新規店舗創業という実績を挙げています。

特に評価されたのは、空き物件に若手の実力者を誘致し、地域ごとに小さな魅力を集めてブランドを形成する「路地裏マイクロディベロッパー」事業です。これにより、かつて活気を失った路地裏エリアに新たな息吹を吹き込んでいます。地域の人々や行政との連携も重要な要素であり、小田原市の都市政策課や商業振興課からの推薦も受けたことが、このアワード受賞に貢献しました。

具体的な成功事例



旧三福不動産は、地方の遊休不動産の有効活用に対して多くの挑戦を重ねてきました。特に2014年から続けている空き物件の再生施策は、地域活性化の重要なポイントになっています。代表的な事例としては、元カフェレストランを改装して新たなゲストハウス&バーにリノベーションしたケースが挙げられます。このように、地域の特性を生かしたリノベーションを実現することで、旧三福不動産は新しいライフスタイルを提案しています。

また、ウェブサイトを通じてエリア情報や店舗インタビューなど、多角的な情報発信を行うことで、全国から出店希望者や移住希望者を集めることに成功しています。このような取り組みは、地域の未来を見据えた新しいビジネスモデルとなり、地域の価値を向上させることに寄与しています。

地域との共生



旧三福不動産が推進する「路地裏マイクロディベロッパー」という概念は、単なる店舗開発にとどまらない、地域全体を包括的に再生するモデルです。さらに小田原市や商工会議所との連携を強化することにより、取引先やオーナーが持つ不安やリスクを軽減し、多くの人々が新しい挑戦を始めやすい環境を整えています。

「地域のニーズを汲み取った不動産業は、今後ますます重要になる」と代表取締役の山居是文氏は述べています。地域の価値を再評価し、それを多くの人に伝えることが、地域再生の鍵であるといえるでしょう。今後も旧三福不動産は地域の可能性を引き出し続けることでしょう。

更なる未来への展望



旧三福不動産の成功は、他の地域にとっても参考になる事例です。地域資源を最大限に活用し、外部の人々にもその魅力を伝えることで、新たな発見やビジネスチャンスを生み出すことができます。今後も小田原市を中心に、旧三福不動産は地域価値の向上に努め、持続可能な発展を遂げていくでしょう。

会社概要



株式会社旧三福不動産は、神奈川県小田原市に本社を置き、2014年に設立されました。空き家や空き店舗のリノベーションを通じて地域再生を推進しており、近年はオウンドメディアを活用した情報発信にも力を入れています。高齢化が進む地方の問題を解決する一助として、多岐にわたる取り組みを行っています。


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会社情報

会社名
株式会社旧三福不動産
住所
神奈川県小田原市栄町1-16-19旧三福ビルヂング2F
電話番号
0465-24-9329

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