エプソンダイレクトが提供開始した新しいOS
エプソンダイレクト株式会社は、長野県塩尻市に本社を置くパソコン開発・製造企業です。この度同社は、最新の特定用途向けオペレーティングシステム『Windows 11 IoT Enterprise LTSC』の販売を開始しました。これにより、組込みシステム向けの中で新たな選択肢が提供されます。
『Windows 11 IoT Enterprise LTSC』の概要
このOSは、主に受付端末や生産ラインの制御に特化した設計がされています。固定された用途で使用されるデバイスやアプリケーション向けに開発されており、10年間のサポートが受けられるため、一度導入すると長期間にわたり安定した運用が可能です。これは、企業にとってメリットと言えるでしょう。
しばしば発生するOSのアップデートによるトラブルや、ユーザーが無意識のうちに設定を変更してしまうケースに悩んでいる方々には、この製品が適しているかもしれません。特に、『Windows 11 IoT Enterprise LTSC』はロックダウン機能を備えており、デバイスを専用機のように運用することができます。これにより、不要な操作や誤操作を未然に防げるため、運用コストの削減を目指す企業にお勧めです。
対象モデル
エプソンダイレクトでは、以下のPCモデルが『Windows 11 IoT Enterprise LTSC』を搭載可能です:
- Endeavor JM8400
- Endeavor JM5000
- Endeavor JA998
- Endeavor JG150
- Endeavor JS210
- Endeavor JS60
- Endeavor JS60-A
- Endeavor JL2000
- Endeavor JN711
- Endeavor JN610
これらのモデルは、企業ニーズに応じたスペックでのカスタマイズが可能です。
無料貸し出しプログラムとキッティングBTOサービス
エプソンダイレクトでは、購入前の動作検証が行える無料貸し出しプログラムを提供しています。具体的には、ご希望のスペックを搭載したPCを一定期間お試しいただけるサービスです。また、複雑な初期設定を代行するキッティングBTOサービスも提供しており、特にスタートアップ企業など、多忙な方には魅力的な内容となっています。また、初期設定をやりやすくするための専用サポートも完備しています。
詳しくはエプソンダイレクトの公式ウェブサイトにて随時詳細情報が公開されていますので、興味のある方はぜひご確認を。
公式ウェブサイト
企業のニーズに合った特定用途OSをお探しの方々、ぜひこの機会に『Windows 11 IoT Enterprise LTSC』を検討してみてはいかがでしょうか。