ジュピターテクノロジーがWazuh製品を日本市場に投入
ジュピターテクノロジー株式会社は、世界的に著名なオープンソースベースのサイバーセキュリティプラットフォームであるWazuhの技術サービス及びクラウドサービスの提供を日本国内で開始しました。この新たな展開により、日本企業は高性能のSIEM(セキュリティイベント管理)とXDR(拡張検知と対応)機能を有するWazuhを手軽に導入できるようになります。
Wazuhとは?
Wazuhは、セキュリティイベントの監視と対応を支援するために設計された包括的なプラットフォームです。OSS(オープンソースソフトウェア)ライセンスのもと、高いコストパフォーマンスと柔軟な導入が可能で、特に中小企業から大企業、官公庁や教育機関に至るまで幅広いユーザーに対応しています。現在、Wazuhは全世界で15,000,000以上のエンドポイントを保護し、年間3,000万回以上のダウンロードを行っています。
Wazuhの主な機能
Wazuhには、以下のような多彩な機能が搭載されています。
- - SIEM機能:ログの収集、正規化・分析、リアルタイムの脅威検知(YARAやSigmaの利用)、カスタムダッシュボードの設定が可能です。
- - XDR機能:エンドポイントの挙動監視(EPP/EDR)をはじめ、クラウド、ネットワーク、サーバー、IoTデバイスとの連携が行えます。また、脅威インテリジェンスも統合されています。
導入するメリット
Wazuhの導入を選ぶことで、以下のような多くの利点を享受できます。
1.
コスト:OSSライセンスは無償で利用可能。
2.
簡単な導入:申し込み後、すぐに利用開始できる低価格のクラウドサービス。
3.
拡張性:1台から数千台まで柔軟に対応。
4.
柔軟性:APIを利用した自動化や他のSIEM/SOARシステムとの連携が可能。
利用ケース
特定の業界に向けたWazuhの活用事例は多様です。金融や保険業界ではPCI DSSやFISC対応の監査ログ統合管理が可能です。製造業ではOTセキュリティを統合的に監視し、教育機関では低コストでの学生端末の監視を実現します。官公庁においても、基準に従ったサーバー・エンドポイントの監視が行えます。
ライセンスプランとサポート
Wazuhはオープンソースライセンスを提供し、無償で利用可能です。また、有償技術サービスは年間432,000円から利用可能で、クラウドサービスは年間1,480,000円からとなっています。日本語によるサポートも用意されています。
今後の展開
ジュピターテクノロジーは、クラウドサービスの提供において2025年7月には国外のAWSリージョンへの展開、同年9月には国内リージョンへの展開を計画しています。また、有償のOSS技術サービスも同年9月から提供予定です。
企業概要
ジュピターテクノロジー株式会社は2001年に設立され、ログ管理、ネットワーク管理、セキュリティ製品の輸入・販売を専門としており、多くの製品のローカライズや日本語化を手掛けています。日本国内のお客様に優れた製品を提供することを使命としています。
詳細については以下をご参照ください。
お問い合わせ先
本プレスリリースに関するお問い合わせは、ジュピターテクノロジー株式会社の企画部製品企画担当までご連絡ください。電話番号:042-358-1250、メール:
[email protected]