Z会の新通信教育が2025年度より全コースデジタル化！その魅力を徹底解説

Z会、2025年度からフルデジタル教育を導入

株式会社Z会（本社：静岡県三島市）は、2025年度より中学生及び高1・高2生向けの「Z会の通信教育」をフルデジタル化することを発表しました。この取り組みは、デジタル技術を活用して、個々の学習スタイルに最適化された教育を提供するものです。

新しいデジタル教育

Z会は、学習スタイルに合わせたカスタマイズ可能なAI技術を導入し、各生徒の理解度に応じた問題を提供します。最も重要な点は、添削問題が提出当日中に返ってくることです。これにより、すぐに復習を行い、学習内容の定着を図ることができます。

フルデジタルコースが提供する特長

2025年の新年度から開始されるこのコースでは、すべての教科がタブレットを通じて提供されます。中学生向けのコースには、高校受験コースや中高一貫コースが含まれ、高1・高2生には特化したプログラムが用意されています。これにより、従来の紙教材は2024年度で終了し、全ての学習がデジタルへと移行します。

オープンカリキュラムの導入

特に注目すべきはオープンカリキュラムの実施です。中3までの全学習単元が公開され、学習進度に合わせて自由に進めることができるようになっています。これは、学年や単元に縛られず、自己ペースでの学習を促進するものです。さらに、高校カリキュラムを意識した学びも可能で、定期テストや入試対策にも対応しています。

AIによる個別最適化

Z会の独自AI技術によって、学習者の達成度に応じた問題が出題され、理解度の低い単元から問題を解くことができます。こうした柔軟な対応が可能なため、苦手な分野を克服しつつ、得意な分野でもさらなるスキルアップを目指せます。

記述課題と添削指導

「書く」ことに特化した新たな学習スタイルが、専用タブレットによる記述問題の演習と添削指導を取り入れています。プロの指導者が根本的な理解度の不足や考え方の誤りを指摘し、今後の学習の指針となるアドバイスを提供します。また、タブレットを利用することで、答案作成や提出がスムーズに行え、添削結果も迅速に得ることができます。