名古屋商科大学とジョンズ・ホプキンズ大学の新たな提携
2024年9月、名古屋商科大学はアメリカ、メリーランド州ボルチモアに所在する著名なジョンズ・ホプキンズ大学(Johns Hopkins University, JHU)との新しい提携を発表しました。この提携により、名古屋商科大学の経営管理課程を修了した学生が、ジョンズ・ホプキンズ大学の修士課程に進む機会が生まれます。学生は、名古屋商科大学での4年間の学びを経て、さらに1年間の修士課程を修了することで、名門大学の修士号を取得できます。
提携の具体的内容
名古屋商科大学とジョンズ・ホプキンズ大学の提携プログラムでは、修士課程への入学条件を満たした学生に対して、授業料が50%減免される奨学金制度も用意されています。この奨学金は、学業成績や入試基準をクリアした学生が対象となっており、経済的な負担を軽減して質の高い国際ビジネス教育の機会を広げることを目指しています。
さらに、申請者には一定の条件に基づきGMAT試験の免除が認められる場合や、英語の学位課程を全うした学生はTOEFL免除が申請可能であり、国際的なビジネス教育の扉をより開きやすくしています。
国際的なビジネスリーダーを育てる環境
名古屋商科大学が提供する「Global BBA」プログラムは、経営管理課程を支える理念に基づき設立されています。この課程では、英語が公用語の環境でビジネスを学ぶことができ、未だかつてない多国籍なキャンパス環境が整っています。2024年9月現在、世界63ヵ国から369名の留学生が在籍しており、彼らと共に学ぶ中で、真の国際感覚を養うことが可能です。
教育内容は、実践的なビジネスの意思決定プロセスを追体験する「ケースメソッド」に基づき、理論だけではなく実際のビジネスの現場を意識した学びを提供しています。こうした取り組みを通じて、学生たちは自らの考えを実社会に提案できる国際的リーダーへと成長することを目指しています。
名古屋商科大学の歴史と目標
名古屋商科大学は1953年に創立され、以来、世界基準の経営教育を目指してきました。国内初となるトリプルクラウン(3つの国際認証)の取得を誇り、現在では5学部10学科2研究科を有しています。国際性を重視し、世界63か国の187校との提携を通じて交換留学や国際ボランティア活動を積極的に展開しています。その成果として、QS世界大学ランキングでは5年連続で国内第1位に輝いており、国際性の面でも評価を受けています。
今後も名古屋商科大学は、国際的なビジネス教育の先駆者としての役割を果たし、グローバルなビジネスリーダーを育成するための環境を整えていくことでしょう。このように、名古屋商科大学とジョンズ・ホプキンズ大学の提携は、学生に多くの新しい機会を提供するものとなるのです。