2025年度助成金、立石科学技術振興財団が贈呈対象を発表

2025年度の助成金贈呈対象決定



公益財団法人立石科学技術振興財団が、2025年度の助成対象を発表しました。この年度は、特に優れた研究や国際交流活動を支援することを目的としており、合計で308件もの応募が寄せられました。その中から、54件の研究テーマと前期国際交流助成の8テーマが選定されました。

贈呈式は2025年5月23日(金)に、オムロン株式会社の京都本社にある「みやこホール」で行われる予定です。この贈呈式は、助成対象者にとって成果を共有し、関係者との交流を深める貴重な機会です。

2025年度の助成内容



助成金の配分は以下の通りです:

  • - 研究助成: 54件に対し、総額1億8,966万円
  • - 国際交流助成: 前期8件に対し、556万円

これにより、2025年度の助成金贈呈対象は合計62件となり、総額1億9,522万円になります。前年度の2024年度では67件に対し、総額1億6,524万円が助成されていました。これからも立石科学技術振興財団は、研究者や学生、国際的な交流を促進する活動を支えていく方針です。

累積助成金額



立石科学技術振興財団の30年以上にわたる活動から、累計の助成金額は非常に大きな数字となっています。1990年度から2025年度までの期間で、研究助成が1,092件、総額31億5,295万円。国際交流助成も635件に達し、総額3億3,582万円となっています。これにより、合計1,727件、総額34億8,878万円が助成されています。

このような活動を通じて、立石科学技術振興財団はエレクトロニクスや情報工学の分野において、人間と機械の調和を促進し、社会環境の改善へと寄与しているのです。

財団の使命と設立の背景



立石科学技術振興財団は、オムロン株式会社の創業者である立石一真氏と元代表取締役会長の立石孝雄氏が、その経営資源を基に設立しました。財団の目的は、技術革新と人間重視という二つの側面から、より良い社会環境を実現することです。

助成が行われる主な分野は、エレクトロニクス及び情報工学で、これによって研究活動を支援し、また国際交流を促進するための助成も行われています。具体的には、研究への助成や国際会議での発表、短期在外研究など多岐にわたります。

今後の展望



立石科学技術振興財団の助成金は、研究者にとって非常に重要な資金源であり、今後も多くの優れた研究成果が生まれることが期待されています。それにより、エレクトロニクスや情報工学だけでなく、社会全体の技術革新が進むことに寄与するでしょう。

詳細については、公式サイトでご覧いただけます。

会社情報

会社名
オムロン株式会社
住所
京都府京都市下京区塩小路通堀川東入
電話番号
075-344-7175

トピックス(科学)

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