革新とデザインの饗宴「Collection of The Grid – Tokyo Edition」
デザインの最前線で新たな潮流を生み出すブランド「130(ワンサーティ)」が、国内での初めての個展を東京で開催します。この展示会は、2025年に開催されたミラノデザインウィークで注目を浴びた作品群の国内初公開となる機会です。
展示会の概要と作品の紹介
「Collection of The Grid – Tokyo Edition」は、6月13日(金)と14日(土)の2日間、原宿の「THE PLUG」にて行われます。この展示会では、具体的には4つの作品がフルスケールで展示され、訪れる人々にその魅力的なデザインや技術を直接体感してもらうことが目的です。
展示される作品は以下の通りです:
1.
Malu - 建築的なラウンジチェアで、座ることができる小さな建築物のような存在。
2.
Zabu - 背もたれのない自由に配置できるソファで、座布団とソファの良さを融合。
3.
Radiant Light - 360度の放射格子が特徴的なランプで、空間に星の光を投影します。
4.
Trapper - 光を捕える立体的なライトで、多層的な光の演出が楽しめます。
これらの作品は、130が独自に開発した再生PET素材を用いた「格子構造」によるもので、モノマテリアルかつ循環可能な形でホワイトに表現されているのがポイントです。この独自技術によって、軽量でありながら堅牢な構造を実現し、家具や照明、空間要素を新たな形で提案します。
サステナブルな未来を目指して
「130」は、構造と光の美しさを通じて、持続可能な未来と芸術的な表現を融合させた新しい空間のあり方を探求しています。この展示会では、来場者は未来のプロダクトの在り方について深く考える機会が与えられることでしょう。
会期中は、展示作品の注文も受け付けられますので、気になる作品があった方はぜひ会場で相談してみると良いでしょう。東京での「130」の展覧会は、デザインファンやアート愛好者にとって見逃せないイベントです。
130のイノベーション
130は、従来の平面を利用した3Dプリンティングの枠を超え、次々に立体を構築する革新的な手法を用いています。このことにより、自由なデザインが可能になり、製品は軽量で堅牢さを兼ね備え、さらに使用済みの後は解体して再利用することも可能なプロダクトサイクルを実現しています。
「130」のクリエイティブなアプローチは、人々の生活や空間に新たな意味を付与し続けています。人々のアイデアを具現化するための「MagnaRecta」との連携も、注目に値する点です。
この個展は、デザインと革新の交差点であり、未来に向けた新しい視点を提供するものです。当日、ぜひ会場に足を運び、この特別な経験を共有しましょう。