ミャンマー中部地震と支援の呼びかけ
2025年3月28日、ミャンマー中部で発生したM7.7の大地震は、現在も多くの人々に影響を及ぼしています。最新の発表によると、死者は3,145名、負傷者は4,589名、行方不明者は221名に達しています。この大規模な災害によって、被災地は食料や水、医薬品、そして安全な場所を失い、多くの人々が困難な生活を強いられています。特に、マンダレーやサガイン地域が著しい被害を受けており、インフラの寸断は復旧作業を難航させています。
私たちは、この危機的状況に直面している被災者の方々に手を差し伸べるべく、認定NPO法人テラ・ルネッサンスは支援活動を開始しました。当法人は「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目指し、これまでにも和平教育や災害支援、社会復帰支援など幅広い活動に取り組んで参りました。
支援活動の背景
テラ・ルネッサンスは、過去20年以上にわたり、カンボジアやラオスでも支援活動を行っています。周辺地域での活動を通して築いたネットワークや知見を活かし、ミャンマーの被災者に必要な支援を迅速かつ的確に届けることを目指しています。また、日本とミャンマーには歴史的なつながりがあり、隣国として共に困難を乗り越えていく義務があると考えています。
今回の支援計画
今回の支援においては、現地状況を把握するために迅速な調査を行い、その後初期支援を開始します。具体的には、緊急物資の提供や生活再建支援を計画しています。特に大規模支援から取り残された人々への焦点を当て、より細やかな支援を行います。すべての活動において、現地の複雑な状況を考慮し、支援の安全性を最優先にしています。
クラウドファンディングの実施
この緊急支援活動を実施するために、私たちはクラウドファンディングを実施します。受付は2025年4月7日から開始し、支援者の皆様からの寄付を募ります。寄付は、現地のニーズに応じた支援活動の資金として使用されます。
詳しい情報は、以下の特設ページをご覧ください。
クラウドファンディング詳細ページ
支援を通じて、地震により苦しむ多くの人々の力になれるよう、皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。私たちの活動が一人でも多くの命を救う手助けとなるよう、全力を尽くします。
連絡先
この件についての取材やお問い合わせは、以下の電話番号またはフォームからご連絡ください。