博覧会の魅力を探る
2025-02-10 10:27:58

万国博覧会の知識を深める特別展「日本の万国博覧会 1970-2005」開催

企画展「日本の万国博覧会 1970-2005」のご案内



2025年に向けて、文化庁が主催する特別展「日本の万国博覧会 1970-2005」が開催されます。この展覧会では、過去の5回の万国博覧会を振り返り、そこでの建築とデザインの進化を詳しく解説します。

万国博覧会とは


万国博覧会は、19世紀に始まった国際的な展示会で、各国の技術や文化を紹介する場です。国際博覧会条約に基づき、多様な国が参加し、時代と共にその内容も変化してきました。初めての万国博覧会は1851年にロンドンで開催され、クリスタル・パレスのような革新的な建物が知られています。こうした博覧会は、国の威信をかけたイベントであると同時に、現代建築の発展にも寄与してきました。

日本における万国博覧会


日本では、これまでに大阪万博や沖縄国際海洋博覧会、つくば国際科学技術博覧会など5回の万国博覧会が開催されました。次の大阪・関西万博は2025年に6回目として登場します。本展覧会は、これらの万国博覧会の背後にある建築計画やデザインの過程について理解を深めることを目的としています。

展示内容


展覧会は2部構成で約半年開催され、各部で異なるテーマを持っています。

第1部「EXPO'70技術・デザイン・芸術の融合」


2025年3月8日から5月25日までの期間では、特に日本万国博覧会(大阪万博)に焦点を当てます。代表的な施設の図面を展示し、技術やデザインの融合を取り上げます。具体的には、丹下健三の「基幹施設計画」や菊竹清訓の「エキスポタワー」など、著名建築家による作品が紹介されます。

第2部「EXPO'75以降ひと・自然・環境へ」


2025年6月14日から8月31日までは、その他の4つの万国博覧会の資料を紹介。博覧会の整体テーマが「人間」から「自然」、「環境」へと変化してきた様子を示し、その過程の中での建築の変化もお楽しみいただけます。

展覧会の特長


  • - 万博に対する基礎知識の獲得: 日本の博覧会の歴史を知ることで、2025年の大阪・関西万博がさらに楽しめるようになります。
  • - 貴重な原図の展示: 万博に関する約20万点の資料から、初公開となる原図や図面を見ることができます。
  • - 手描き図面の魅力: コンピュータが普及しなかった時代に手描きで創り出された建築物の挑戦と、その背後にある情熱を感じることができます。
  • - 建築家のオーラルヒストリー: 建築家の生の姿や未公開の記録も含めて、展示に活かします。
  • - 関連イベントの開催: シンポジウムやガイドツアーも計画されていますので、お楽しみに!

基本情報


  • - 会場: 文化庁国立近現代建築資料館(東京都文京区)
  • - 入館方法: 展覧会のみの場合は、無料で平日観覧可能。土日祝は有料で旧岩崎邸庭園との同時観覧が可能です。

お問い合わせ


本展に関するお問い合わせは、文化庁国立近現代建築資料館へ。公式ウェブサイトもぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
文化庁
住所
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111

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