アイスリーとオープンが共同で「RoboRoboコンプライアンスチェック」導入へ

アイシリーとオープンの業務提携

2023年10月、オープングループ株式会社の子会社であるオープン株式会社は、アイスリー株式会社との業務提携を発表しました。この提携により、オープンの「RoboRoboコンプライアンスチェック」というサービスが、IPO準備企業のための重要な役割を果たすことが期待されています。

業務提携の意義

近年、企業のコンプライアンス意識は高まっており、特にIPO準備段階では反社会的勢力との関係を遮断することが必須とされています。オープン株式会社の調査によると、IPO準備企業の約90%が何らかの形でコンプライアンスチェックを実施していることが明らかにされています。これを受けて、オープンは自社のAI技術を活用した「RoboRoboコンプライアンスチェック」を提供し、企業の経営リスクを軽減する措置を展開しています。

一方、アイスリーは「IPOに『楽』を提供する」という理念のもと、効率的なIPO準備を支援するツール「はじめのIPO（はじめのいっぽ）」を提供しています。両社は、自らの強みを結集し、IPO準備企業への効率的なコンプライアンスチェック体制の構築を目指すことになりました。

アイシリーのコメント

業務提携に際して、アイスリー株式会社の金誠智代表は「反社会的勢力との取引防止体制の未整備がIPO準備の阻害要因の代表例です。この「RoboRoboコンプライアンスチェック」は、それを解消するために大きく貢献してくれるツールです。プロセスの効率化が図られることで、より多くの企業を支援できるようになればと期待しています。」と述べました。

今後の展望

オープンは今後もIPO準備企業向けのニーズに応えるサービスの開発に取り組むと共に、他企業とのパートナーシップを強化し、様々なフェーズでの課題に対する最適な解決策を提供していく方針です。また、コンプライアンスチェックにおける「RoboRobo」というブランドイメージを確立することを目指します。

RoboRoboコンプライアンスチェックの特徴

「RoboRoboコンプライアンスチェック」は、取引先に関する法令違反や社会に反する行動を自動でチェックすることができるクラウドサービスであり、AIやLLMを活用した独自の機能が備わっています。このサービスは、業務担当者の意思決定を支援し、大幅に業務効率を向上させる役割を果たします。

詳細については、「RoboRoboコンプライアンスチェック」をご覧ください。