「SecureKernel」の挑戦
2025-05-31 07:20:23

企業のセキュリティ自動化を実現する「SecureKernel」の新たな挑戦

企業のセキュリティ自動化を実現する「SecureKernel」の新たな挑戦



株式会社スライスチーズ(東京都港区)は、企業のセキュリティ評価を自動化する新サービス「SecureKernel(セキュアカーネル)」を発表しました。この画期的なサービスは、NIST CSF(Cybersecurity Framework)v2.0、CIS Controls v8.1、経済産業省のセキュリティ対策評価項目に基づいた標準的な仕組みに対応し、証跡収集からリスク評価をワンストップで支援することを目的としています。

サイバー攻撃のリスクと必要性



近年、AIやIoTの進化に伴い、サイバー攻撃はますます巧妙化し、社会全体がその影響を受けています。日本国内の企業においても年々セキュリティインシデントが増加し、2024年には約3日に1回の頻度で何らかのセキュリティ問題が発生すると予測されています。特に、サプライチェーンにおけるリスクは高まっており、全体の38%が系列会社や取引先からの影響を受けているのが現実です。
これに連動して、2025年には能動的サイバーセキュリティ法案が可決される見込みであり、企業のセキュリティ対策へのニーズは一層強まっています。

スケーラブルなセキュリティソリューション



SecureKernelは、企業が求めるセキュリティ評価や証跡収集を自動化し、コストと工数を50%以上削減することを目指しています。企業は限られたリソースの中で高度なセキュリティ要件を満たす必要があり、これまでのように高額なコストをかけることが困難な状況にあります。SecureKernelは、スタートアップから大企業まで導入しやすい価格体系を持っており、リスク低減と事業成長を両立させる手助けを行います。

セキュリティ対策の課題



日本企業が抱えるセキュリティ対策には、特に3つの大きな課題があります。第一に、「人材不足」です。国内で約11万人の専門人材が不足しており、企業が内部に知見を持つチームを整えることが難しい状況です。次に、「高コスト」。専門部署や外部ベンダーをフルに活用する場合、月1,000万円規模の支出が必要とされます。そして最後に、「情報の非対称性」。最新の攻撃手法に関する知識や同業他社の対策レベルがセキュリティコンサルタントに依存してしまい、自社の対策の優先順位を見定めることが困難です。

これらの課題を解決するために、SecureKernelは開発されました。セキュリティフレームワークに基づくリアルタイムな診断やモニタリング、さらに専門的なコンサルタントによるサポートが組み合わさることで、企業はセキュリティ対策を効率的に実行することが可能となります。

セキュアカーネルの機能



SecureKernelの具体的な機能には、リアルタイムでの診断・モニタリング、各種フレームワークへの準拠率計測、セキュリティ課題の可視化があります。利用者は、質問に「はい」か「いいえ」で答えるだけで、自社のセキュリティ対策の実施状況や残されているリスク、改善施策の優先度を簡単に把握できます。また、AWSやGCP、Microsoft 365といった外部サービスとの連携により、対策状況をリアルタイムで表示することも可能になる予定です。

さらに、利用者には専門のセキュリティコンサルタントが随時サポートし、診断で検出された課題を解決するための伴走支援を行います。ポリシー策定や手順書の整備、CSIRT/SOC体制の構築、脆弱性管理など、多岐にわたる専門サービスを提供します。

結論:セキュリティの新たな標準



株式会社スライスチーズは、AIを活用して「セキュリティの民主化」を進めることをミッションとして掲げています。全ての組織が低コストで最適なセキュリティ体制を構築できるよう、SecureKernelを通じて新しいスタンダードを提供していきます。サイバー攻撃による損失を軽減し、企業の大切な資産を守るための第一歩として、SecureKernelをぜひご体験ください。

資料請求や詳細については、公式サービスページをご覧ください:Secure Kernel サービスページ


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社SliceCheese
住所
東京都 港区 南青山 三丁目1番36号 青山丸竹ビル 6F
電話番号
090-3817-6177

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。

OSZAR »