ヤマダ西日本リユースセンター山口工場の落成式が間近に迫る

ヤマダ西日本リユースセンター山口工場の落成式

2025年5月23日（金）、株式会社ヤマダホールディングスがグループ企業である株式会社シー・アイ・シーにおいて「ヤマダ西日本リユースセンター山口工場」の落成式を開催予定です。この新工場は、西日本地域における使用済み家電のリユース製品生産を目的としています。

新たな拠点の設立背景

ヤマダホールディングスは、暮らし全般にわたるサービスを提供し、「くらしまるごと」をコンセプトにした事業を展開中です。特に環境セグメントでは、リユース・リサイクル・再資源化に取り組むことで環境負荷の軽減を図っています。今回の山口工場設立は、使用済み家電のリサイクル促進と今後の需要拡大に向けて重要な一歩です。

設立に際し、工場の立地は山口市佐山にあり、広大な面積を活かして生産効率を向上させます。また、工場では西日本地域での生産を強化し、輸送ガスの削減にも寄与することを目指しています。

落成式の詳細

落成式は午前10時から開始され、案内やテープカットなどが予定されています。出席者には山口市長やヤマダホールディングスの代表取締役社長をはじめとする関係者が集まります。式の後には工場見学会も開催される予定で、参加希望の方には事前申し込みが求められています。

今後の生産体制と製品ラインナップ

新工場は、エアコンやテレビといった小型および大型家電のリユース製品の生産を行います。工場内では、お客様から買い取った製品を分解・洗浄し、厳格な機能チェックを経て再製品化されています。これらの製品は「YAMADA GREEN」という環境マークを取得し、全国のヤマダデンキ店舗にて販売される予定です。

また、山口工場は2025年6月1日から操業を開始し、年度内に6万台の製品を生産する計画を立てています。その目標は、東西合計で30万台に及びます。

ヤマダホールディングスは、環境意識の高まりを背景に、自社のリユース事業を強化し続けています。リユース製品の品質と供給力を向上させ、持続可能な社会の実現を目指しており、山口市の経済活性化にも貢献することを重視しています。

今後の展望と地域貢献

ヤマダホールディングスは今後もリユース製品の生産と販売をさらに推進していく意向です。環境への配慮を基にした事業運営は、地域の産業振興に寄与するだけではなく、広く持続可能な未来に向けた重要なステップとなります。落成式後の工場見学を通じ、関心を持つ市民やメディア関係者に向けた情報発信の場ともなる予定です。私たちは、これからの展開を期待したいと思います。

是非この機会に、ヤマダ西日本リユースセンター山口工場の取り組みに注目し、その成果を実際に目にしてみてはいかがでしょうか。