テックドクター資金調達
2025-05-07 09:22:42

株式会社テックドクター、12億円の資金調達でデジタルバイオマーカー開発を加速

株式会社テックドクターが12億円の資金調達を実施



デジタルバイオマーカーの開発を手がける株式会社テックドクターは、2023年に行ったシリーズBラウンドにおいて、第三者割当増資と銀行融資により約12億円を調達したことを発表しました。これにより、同社の累計資金調達額は約18億円に達しました。この資金は、今後の研究開発費用や事業拡大に利用される予定です。

資金調達の背景と目的



テックドクターは日常生活における連続的な生体データをもとに、病気の有無や治療効果を客観的に示す「デジタルバイオマーカー(dBM)」の開発に取り組んでいます。これまでに100件以上の企業や研究機関とのコラボレーションを行い、様々な疾患や生活の質(QOL)に関連する指標を生み出してきました。

今回の資金調達にあたり、既存の投資家に加えて新規の出資者も増えました。ジャフコグループや日本ベンチャーキャピタル、三井住友海上キャピタルといった名立たる企業が出資者として名を連ね、さらには大和企業投資やあすか製薬、山口キャピタルなども新たに参加しています。これらの支援を受けて、テックドクターはAI技術と医療の融合を進め、デジタルバイオマーカーの実用化を加速する方針です。

デジタルバイオマーカーを活用した医療の未来



テックドクターが目指すのは、AI駆使による医療サービスの提供です。デジタルバイオマーカーは、ウェアラブルデバイスから取得されるデータをもとに、従来の医療分野での利用に新たな価値を見出します。具体的には、リアルタイムの健康状態を把握することで、個々の健康管理をサポートするというものです。

投資家たちからも期待の声が寄せられています。ジャフコグループのパートナー、藤井氏は、医療技術のハードルが高いことを指摘しつつ、テックドクターが持つ爆発力と安定した成果に期待を寄せています。そして、日本ベンチャーキャピタルの桑園氏は、会社がより高いゴールを目指し続けている姿勢を評価しています。特に、デジタルバイオマーカーの認知度が上昇している点についても触れています。

今後の展開



調達資金は、デジタルバイオマーカーの社会実装を加速するために使用されます。AIと医療を融合した新たな研究プロジェクトも進行中で、今後はヘルスケア分野での実用化に向けた取り組みが強化されます。テックドクターの目標は「データで調子をよくする時代を実現する」ことであり、より多くの人々に最適な医療を提供する未来を実現するため、引き続き挑戦を続けていきます。

株式会社テックドクターについて



テックドクターは2019年6月に設立され、東京都中央区に本社を置いています。デジタルバイオマーカーの開発と社会実装を通じて、個々の健康管理を支援する新しい医療の形を提案しています。今回の資金調達を契機に、さらに一歩進んだサービスの実現に向けて、テックドクターの動向に注目が集まっています。

* テックドクター公式ウェブサイト


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会社情報

会社名
株式会社テックドクター
住所
東京都中央区京橋二丁目2番1号京橋エドグラン 4F
電話番号

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