小平株式会社、未来を見据えた社会環境共創プログラム採択の知らせ
創業113周年を迎えた小平株式会社(本社:鹿児島県日置市)は、「第4創業期」の具体的な一歩として、日建設計とZebras and Companyが共同で運営する社会環境共創プログラム『FUTURE LENS』の2025年度採択企業に選ばれました。このプログラムは地域の社会起業家による取り組みを体系化し、社会課題を可視化することを目的としています。
『FUTURE LENS』の概要
『FUTURE LENS』は、日建設計が展開する共創プラットフォーム「PYNT」の一環として実施されています。このプログラムは、地域社会における起業家を支援し、彼らのビジョンを広げるための新しい仕組みです。採択企業は、実証研究費の提供に加え、日建設計とZ&Cの専門的な伴走支援を受けることができます。
具体的には、地域起業家が直面する「事業の価値を定量化できない」や「課題を構造化したい」といった問題について、専門的な視点からアドバイスし、社会実装を加速する支援が行われます。日建設計が培ってきた120年以上の専門技術と、Z&Cの事業構築力を生かし、地域課題に対する挑戦を促進することを目指しています。
実証テーマの紹介
このプログラムで注目されるのは、鹿児島県日置市に位置する湯之元温泉街です。この地域では、過去の栄光が失われつつある中、地域資源をテクノロジーで再活用し、地域のアイデンティティや事業を再構築することを目指します。どうすれば魅力ある地域に再生できるか、日建設計の豊富な経験を結集して新たなモデルを構築していきます。
各社の思い
小平株式会社の代表取締役社長、小平勘太氏は、今回の採択を受けて、湯之元地域を「地域資源×テクノロジー」で再編成し、世界に誇れる温泉街へと発展させる意気込みを語りました。「空き家リノベーションやエネルギー事業を統合し、挑戦できるローカル・イノベーションモデルを実証します」と力強く宣言。
日建設計の執行役員、石川貴之氏も、小平社長の変革に対する姿勢に共感を示し、「共に新しい地域再生のモデルを創造したい」との意欲を表明しました。Z&Cの代表、阿座上陽平氏も小平氏との協働に喜びを示し、地域資源を活かした持続可能なまちづくりを支援する意向を強調しました。
小平株式会社の展望
小平株式会社は、エネルギーや国際貿易、ITなど多様な事業を展開している地域商社です。これからも持続可能な社会を目指し、地域資源を最大限に活用する新たな挑戦を続けていきます。地域の未来のために、企業としての社会的責任を持ち続ける小平株式会社の姿勢には、地域活性化への期待が寄せられています。
お問い合わせ先
小平株式会社の詳細情報やプログラムに関するお問い合わせは、経営企画室の池田まで。
小平株式会社が注力する『FUTURE LENS』を通じて、地域社会との新たな共創が広がっていくことを期待しています。