熊本大学が新たな吟醸香本格米焼酎を発表
熊本大学の先端科学研究部附属生物環境農学国際研究センターが開発した分裂酵母Kumadai株を活用した新たな本格米焼酎の第2弾が、令和7年5月27日(火)に発売されることが明らかになりました。今回の新作「吟醸香本格米焼酎」と、それに伴い原酒も併せて販売されます。この米焼酎は、熊本県人吉市に位置する歴史ある深野酒造株式会社と熊本大学の産官学連携の成果として生まれました。
新たな酵母の特性
今回使用されるのは、「分裂酵母Kumadai株JAPONICUS M23」と「分裂酵母Kumadai株JAPONICUS S37」。それぞれ異なる性質を持つこれらの酵母を用いることで、多様な味わいを実現。特に、吟醸香は焼酎の新しい特徴として高く評価されており、数々の製品でもすでに成功を収めています。新しい製品の開発によって、熊本の酒文化に新たな風が吹き込まれることが期待されています。
限定品の展開
新発売の米焼酎は、味わいが異なる3種類が数量限定で提供される予定です。この多彩なラインナップは、様々な酒の好みに応えられるものとなっており、特に吟醸香の深みを味わえる質の高い仕上がりが自慢です。また、製品の売り上げは熊本大学の研究基金に寄附され、今後の研究活動にも寄与することが決まっています。
販売場所と情報
販売については、熊本大学生活協同組合をはじめ、鶴屋百貨店やゆめマート、さらには熊本空港、熊本駅、地域の観光施設など、取り扱う場所が多数確保されており、広く一般への流通が見込まれています。多くの人々に新しい米焼酎を体験してもらいたいという思いが込められています。
デザインにもこだわり
今回の焼酎のラベルデザインは、教育学研究科の学生である梅木久美日さんによるもの。彼女のデザインは、商品に対する高い評価を得ています。商品の見た目にもこだわり、魅力的なパッケージとして楽しんでいただけることでしょう。
まとめ
この新たな吟醸香本格米焼酎は、熊本大学が挑戦を続ける中で生まれた期待の製品です。地元の深野酒造との連携により、高品質な酒を提供することで、地域の文化をさらに発展させることが目指されています。ぜひ、発売日をお楽しみにしていてください!