新たな居場所「わたカフェ」が誕生
2025年1月6日、東京都豊島区にある「わたカフェ」が新しいスペースに移転し、活動をスタートします。この居場所は、15歳から24歳の女の子や若年女性が安全に過ごせるサポートを提供するための施設です。オープニングセレモニーと内覧会は2025年1月15日に予定されており、多くの関係者が集まる注目のイベントとなっています。
オープニングセレモニーと内覧会の詳細
オープニングセレモニーは午前10時30分からの開始を予定し、午後1時30分からは内覧会が行われます。場所は東池袋のグレイスロータリービル1階で、池袋駅からも徒歩8分とアクセスも便利です。このイベントには自治体関係者や企業の職員など、約25名が参加予定です。セレモニーでは、今後の方針についてのご挨拶が行われるほか、女の子や若年女性の支援についての対談も行われます。
対談には、女性支援の新法に関する専門家や、若年女性の支援活動に関わる方々が参加し、彼女たちが抱える生きづらさについても話し合う予定です。この貴重な機会に、様々な視点から意見交換が交わされることでしょう。
「わたカフェ」の設立背景
「わたカフェ」は、2020年8月に池袋で設立されました。COVID-19の影響により家庭や学校、職場でのストレスが増えた若年女性たちに、安全で安心できる居場所を提供するためでした。これまでに延べ5,388人の女の子や若年女性がこの場所を利用し、2,264件の相談が寄せられています。常駐する専門職である社会福祉士や心理士、助産師などが一人一人に寄り添い、サポートを行っています。
更なる広がりを見せる「わたカフェ」
新しいスペースへの移転は、より多くの女の子や若年女性に支援を届けるための重要なステップです。4年半の活動を通じて「わたカフェ」は多くの利用者に寄り添ってきましたが、設立当初よりも利用者が増加し、手狭になっていました。この新スペースでは、より多くの女性が自立に向けた支援を受けられる環境が整えることが期待されています。
未来に向けたサポート
「わたカフェ」は、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンが運営しており、若年女性のための安全な居場所としての役割を果たしています。ここでは、スキンケア用品や生理用品、食品などの提供も行い、生活全般にわたる支援を目指しています。
女の子たちが安心して過ごし、自分の力で未来を切り開いていくためのサポートを行う「わたカフェ」は、今後も注目され続けることでしょう。オープニングセレモニーや内覧会に参加することで、彼女たちの活動をより深く理解し、関心を持つ機会となるはずです。興味がある方はぜひ参加を検討してください!