秋田県男鹿市発、オリジナルクラフトジンの予約がスタート!
クラフトジン「SANABURI GIN prototype02」が、3月31日から予約を受け付けます。秋田県男鹿市にある株式会社SANABURIは、酒造りの副産物を活用した新しい価値の創出を目指しています。この新しいジンは、ホップ、にがり、さとやまコーヒー、八朔の皮を使用しており、独自の風味を楽しむことができます。
SANABURI GIN prototype02の開発背景
「SANABURI GIN prototype02」は、オーソドックスなドライジンを目指しつつ、男鹿や稲とアガベの要素が詰まった製品です。まず、デザインの基盤となるのは、稲とアガベのクラフトサケ「花風」で使用されたホップです。ホップ水によって浸した材料の余剰成分を活用することで、持続可能な製品に仕上がりました。さらに男鹿工房の塩製造過程で得られるにがりを使用し、水の硬度を上げ、よりドライな味わいを追求。加えて、地元のさとやまコーヒーの豆を加えることで、引き締まった風味を実現しています。
材料に込められたストーリー
今回のジンには、和歌山県紀の川市の八旗農園から仕入れた八朔の皮も使用されており、高い廃棄リスクを抱えていた素材が新たな命を得ています。この取り組みは、他の蒸留所からも高い評価を得ており、持続可能性を意識した製品開発の重要性を再認識させられます。
男鹿塩工房とさとやまコーヒーの協力
男鹿塩工房は、秋田県に在る唯一の塩工房で、自然豊かな環境で丁寧に塩作りを行っています。その技術は、味わいに深みをもたらす重要な役割を果たしています。一方で、さとやまコーヒーは、持続可能な社会を目指し、質の高いコーヒーを提供することに尽力しており、その選定がジンの風味を一層引き立てます。これらの材料が合わさることで、ただのジンを超えた、特別な存在感を持つ製品が出来上がっています。
早苗饗(さなぶり)蒸留所について
「SANABURI構想」のもとで設立された「早苗饗蒸留所」は、食材の廃棄リスクを低減させるために、酒粕や残留アルコールを活用した新たな食品加工も行っています。この理念を実現することで、地域活性化にも貢献しており、地元の皆様と共に進める取り組みが注目を集めています。
予約情報・商品概要
今回の「SANABURI GIN prototype02」の価格は4,000円(税抜)、アルコール度数は47%で、容量は500mlです。数量限定のため、予約開始日時に注目が集まります。予約サイトも用意されていますので、興味がある方はこの機会をお見逃しなく!
まとめ
男鹿市発のクラフトジン「SANABURI GIN prototype02」は、その独自の製法と持続可能な理念に基づいた新たなクラフト酒です。地域の素材を活用し、地元との繋がりを大切にしながら作られるこのジンは、ただのアルコール飲料ではなく、物語を感じることができる一品です。ぜひ、あなたのグラスでその魅力を体験してください。