東京ドームがNFTで思い出をデジタル保存する新プロジェクトを発表

東京ドームが新たに正体を持つ記憶の保存方法を提案

東京ドームシティは、日本国内で4,000万人以上が来訪するエンターテインメントの中心地です。この度、キリフダ株式会社と共同で「TOKYO DOME MEMORIAL NFT 365」というプロジェクトを立ち上げ、来場者の特別な思い出をデジタルアートとして永久に保存できる仕組みを実現しました。

プロジェクトの概要

「TOKYO DOME MEMORIAL NFT 365」は、LINEミニアプリを用いることで、来場者がその日に体験した出来事をNFTとして受け取ることができるプロジェクトです。本施策では毎日朝7時に新型のNFTが発行され、応募者400名に無料で配布されます。

アートの定期更新

特に面白い点は、NFTのデザインが約1週間ごとに異なるアーティストによって更新されることです。これにより、常に新鮮で多様なアートを楽しめる仕組みが整っています。また、各NFTにはその日内で行われるイベントの情報がメタデータとして組み込まれています。

受取方法の簡便さ

受け取る際は、会場内に設置されているQRコードを読み取るだけ。メールアドレスの登録や複雑なウォレット設定は一切不要で、LINEのアカウントさえあれば簡単に受け取ることができます。このシンプルさが、新しいユーザー体験のポイントでもあり、若年層やNFT初心者にとっても敷居を下げる要因となっています。

プロジェクト開始の背景

東京ドームシティで提供される体験は、訪れた当日やその場でしか享受できない特別なものであるため、記憶の共有・保存の手段が求められていました。これに応えるため、LINEという国内で広く利用されるプラットフォームを活用することによって、訪問者に思い出を守る新たな方法を提供しようとしました。

今後の展望

東京ドームとキリフダは、本プロジェクトで得られるデータやフィードバックを参考に、年間を通してNFTを配布及び販売する新たな基盤を設計する方向で進めています。また、来場者のデジタル体験を向上させるために、さらなる施設内施策の展開を検討します。

キリフダの役割

このプロジェクトの中心にいるキリフダは、一般ユーザーが安心してNFTを受け取り保有できるプラットフォームを提供しており、様々な企業とコラボレーションし、洗練されたユーザー体験を実現しています。キリフダ株式会社は「Web3で創造性と価値が循環する社会を実現する」というミッションのもと、幅広い業種に向けたブロックチェーン関連のサービスを展開しています。