農林水産業交流会2025
2025-06-03 16:58:31

農林水産業の未来を見据えた交流会 2025の成功裏開催

農林水産業みらい基金交流会2025:未来を見据えた重要な議論が展開



2025年5月27日、東京都内で「農林水産業みらい基金交流会2025」が開催され、農林水産業に携わるリーダーや専門家、メディア関係者が集まりました。この交流会は、農林水産業の未来を見据え、現場の実績を共有するための重要な場となっています。今回は「10年先を見据えた農林水産業の成長戦略」というテーマのもと、218名が参加しました。

このイベントの目的は、全国各地での"現場発"の取り組みを後押しし、これまでの助成事業の成果を広く伝えることです。過去にも2017年や2019年に開催されており、毎回多くの知見が得られています。特に今回は、将来の農林水産業の持続可能な発展について、さまざまな意見が交わされました。

第一部:リーダーたちの視点


イベントの第一部では、山口廣秀 代表理事兼事業運営委員長が過去10年間の農林水産業の動向について振り返りました。彼は「地域の創意工夫こそが農林水産業の未来を切り拓く」と強調し、今後の展望を示しました。続いて登壇したのは、著書『ストーリーとしての競争戦略』の著者である一橋ビジネススクール特任教授・楠木建氏です。楠木氏は、戦略が長期の利益を実現するために必要なストーリーであることを強調し、「農林水産業の成長には、話題を呼ぶ優れた戦略が不可欠」と述べました。

第二部:多様な意見の交わり


続くトークセッションでは、山口氏や楠木氏を含む、みらい基金の助成先リーダーらが集まりました。「農林水産業において必要なもの」と題して議論が展開され、業界の成長を考える上での重要なポイントが提起されました。「自らの戦略ストーリーを作成し、それを実現できる人材の育成が鍵である」「経営者は収益を生むアイデアに集中してほしい」といった意見が響きました。また、最近の米不足問題に関する言及もあり、嶋﨑田鶴子氏は、「農家の高齢化が進む中で、農業の法人化の促進がますます重要である」と訴えました。

山口氏は、需給調整を市場の原理に任せるだけでは限界があり、政策的な関与の必要性を訴えました。この指摘は、農林水産業が直面する課題に対する解決策を模索するうえで、重要な視点となりました。

事業紹介・交流コーナー


交流会の後半では、みらい基金の助成先による事業紹介やディスカッションが行われ、農、林、水の垣根を越えた発表が行われました。会場には17の助成先によるコーナーが設置され、先進的な技術や地域資源を活用した特産品が展示され、多くの参加者が訪れました。

当日は50名以上の報道関係者も集まり、会場は活気に溢れました。このようなイベントを通じて、農林水産業の未来に向けた取り組みがいつまでも続いていくことを期待します。本交流会は、単なる知見の共有にとどまらず、未来への道を切り開くための重要な一歩といえるでしょう。

  • ---

【お問い合わせ】 農林水産業みらい基金 事務局 03-5362-3889・[email protected]


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

会社情報

会社名
農林水産業みらい基金
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。

OSZAR »