OLIの新たな作品集「THE WARP」発表
アーティストOLIが、独自の表現「WARP」を駆使した初の作品集「THE WARP」を2023年7月13日にリリースします。この作品集には、2020年から2025年までの間に制作された159点の作品が含まれ、未発表のものも収められています。特に注目のポイントは、各作品が独自のリズムと流れを持ちながら、全体として一つのシンフォニーを形成している点です。
作品集の魅力
「WARP」は、OLIが新たに生み出した構成原理であり、図像の断片を意図的に歪めて再構成することで、新たな美的バランスを生み出そうとするものです。このアプローチは、静的な画面上で動的な感覚を生み出し、観る者に新たな視点を提供します。
集約された作品59点は、どの作品も独立しつつも、色調やテーマが巧みに絡み合い、まるでファッションブランドのルックブックのように、季節や様々な要素の変化に応じて変容します。そして巻末には、OLIとLucas.co Weekendメンバーの山中拓也氏(THE ORAL CIGARETTES)、SIVA氏(MUZE)との鼎談が15ページにわたって収録されています。この対談では、表現や技法を越えた深いテーマに迫っており、アートへの新たな理解を促進します。
ギャラリーでの個展情報
OLの集大成ともいえる個展「THE WARP」は、2023年7月13日から8月3日まで、東京都表参道の新しい現代アートギャラリー「VACANT ROOM」で開催されます。初めての作品集が発売されるのに合わせて行われるこの個展では、OLIの過去最大規模の展示が予定されており、新作約20点とともに、多くの観客に新たな刺激を与えることが期待されます。
新たな才能を発信するVACANT ROOMは、国際的な視点で現代アートの流れを先導することを目指してオープン。このギャラリーは、多角的なアプローチを通じてOLIのような先鋭的なアーティストと協力し、現代アートの新時代を切り開こうとしています。表参道駅から徒歩5分の立地にあるこの場所は、アートに興味のある人々が集まる新たなスポットになることでしょう。
OLI自身のプロフィールを紹介すると、彼は1992年に広島県で生まれ、2014年からアート活動を開始しました。2020年から2025年にかけて自身の手法「WARP」を探求し続けており、現在は絵画に限らず、音楽やファッション、映像制作にも活動を広げています。
作品集「THE WARP」の販売については、6月27日からオンライン予約が開始され、その後7月13日から店頭販売もスタートします。特装版として数量限定でのリリースとなっており、詳細は水鏡社の公式オンラインストアで確認できます。
まとめ
現代アートに新しい風を吹き込むOLIの作品集「THE WARP」及び個展の開催は、アートファンだけでなく、広く文化に興味のある人々にとっても見逃せないイベントとなるでしょう。ぜひ、この機会に足を運び、新たなアートの魅力を体感してください。