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NTTコミュニケーションズが新たに始めるビジネスパートナープログラム

NTTコミュニケーションズ株式会社（以下、NTT Com）は、2025年6月2日から「ドコモビジネスパートナープログラム」を開始することを発表しました。この新しい取り組みは、パートナー企業との連携を強化し、共創やビジネスの拡大を目指すもので、その内容は多岐に渡ります。

プログラムの背景

少子高齢化に伴う労働人口の減少が進む中、企業はAIや最新技術を活用したデジタルトランスフォーメーション（DX）への関心が高まっています。特に、生成AIの急速な進展が企業の業務効率化や顧客体験の向上を実現する現実的な選択肢となり、多くの企業がこの動きに乗り込んでいます。
また、VUCA（Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity）時代において、企業は外部の技術やノウハウをフレキシブルに取り入れることが求められています。このような背景から、本プログラムは新たなパートナーシップの重要性を高め、企業のDXを推進することを目的としています。

プログラムの概要

本プログラムでは、NTT Comが持つ業界特化型セールスの知見をもとに、多様な支援内容をパートナー企業に提供します。主な支援内容は以下の3つです：

1. 販売支援: パートナー企業向けのロイヤリティプログラムやポータルを通じてエンドユーザーへの提案支援を行います。
2. マーケティング支援: 共催セミナーやイベントの開催により、パートナー間のコミュニティを設立し情報交流を促します。
3. 技術支援: 技術勉強会やトレーニングを実施し、デモ機やデモ環境の提供を通じてパートナー企業の技術力を強化します。

これに加えて、業界特有の課題を理解し、解決するための情報提供も行います。今後の展開に向けて更なるサービス提供も計画されています。

サービス内容と展開スケジュール

本プログラムの対象となるサービスには、ドコモビジネスの「RINK」や「Arcstar IP Voice」などが含まれており、これらはボイスコミュニケーションやIoT関連サービスが中心です。サービスの拡大は今後段階的に進められます。

2025年6月2日からのプログラム開始に際し、特別な利用料は発生しません。このプログラムへの参加に興味がある企業は、NTT Comへの問い合わせを通じて申し込むことができます。

パートナー企業の声

東芝テック株式会社の大西泰樹氏は、「docomo business RINK」が流通業界におけるセキュアなICT環境実現に高く評価されているとコメントしています。このように、各パートナー企業との連携を強化することで、社会課題の解決に向けた新しい価値の提供を目指しています。

今後の展望

NTT Comは本プログラムを通じて、パートナー企業との連携を一層強化し、共創によるビジネスの拡大を図るとともに、顧客への価値提供にも貢献していく意向です。将来的には、サービス開発の連携強化やパートナー企業への支援コンテンツの充実を計画しています。

このプログラムは、単なるビジネスの拡大にとどまらず、企業全体の成長を促す新たな機会となることでしょう。

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