琵琶湖博物館、累計来館者数1,300万人達成の感動秘話
2025年2月12日、琵琶湖博物館は累計来館者数が1,300万人に達成しました。その瞬間は、朝10時40分頃に訪れた家族連れの中から、特別な3歳の男の子が選ばれました。滋賀県草津市在住の築山維人さんがその1,300万人目の来館者として記念すべき瞬間を迎えたのです。
この特別な日、博物館では1,300万人達成を祝うセレモニーが行われました。築山さんには、来館者1,300万人目である証明書が授与され、さらにミュージアムショップ『おいでや』から、琵琶湖のシンボルであるビワコオオナマズのぬいぐるみと指人形がプレゼントされました。
琵琶湖博物館のこれまでの歩み
琵琶湖博物館は1996年10月20日に開館し、今年で28年目を迎えます。開館から8578日目という節目の日に1,300万人目の来館者を迎えることができたのは、地域の方々や訪れる人々の支えがあったからこそでしょう。博物館は開館から20年と10ヵ月後の2017年8月17日に、1,000万人目の来館者を迎えた歴史も持っています。
博物館のテーマは「湖と人間」であり、琵琶湖と人々の関係を探ることを目的としています。訪れる人々にとってわかりやすい展示を心がけ、琵琶湖の自然環境や人々の暮らしとその考え方の繋がりを示す努力をしています。2020年的には展示交流空間のリニューアルを行い、更に多くの人々にその魅力を発信する準備を整えました。
博物館の未来への展望
現在、琵琶湖博物館は『出あい、学びあい、琵琶湖を世界へ発信する博物館へ』という第三次中長期基本計画のもと、各種の活動を展開しています。研究や資料の整備、交流、展示など、多様な取り組みを通じて、琵琶湖や滋賀の魅力を伝えることに力を入れています。
琵琶湖博物館は、ただの展示施設ではなく、地域と密接につながる教育の場であり、来館者が湖について学ぶことができる貴重な場所です。今後もその重要な役割を果たし続けることでしょう。
この記念すべき1,300万人達成の瞬間は、博物館にとって一つの大きな節目であり、さらなる発展への新たな出発点となることでしょう。訪れる人々にとっても、琵琶湖の魅力を再発見する場であり続けることを願っています。以上、琵琶湖博物館の感動的な瞬間と未来への期待をお伝えしました。