松戸で中華食堂日高屋創業者の成長を語る特別講演会開催

長い道のりを振り返る

千葉県松戸市が注目を集める特別講演会が開催される。今月28日には、株式会社ハイデイ日高の創業者であり、現代表取締役会長の神田正氏が登壇し、『５坪のお店から上場企業へ～日高屋創業者が語る成長の軌跡～』というテーマで、自身の起業や事業拡大の経験を基に講演を行う。

この講演会は、日高屋という名が多くの人々に愛される背景には、どのような苦難があったのか、そしてそれらをどう乗り越えてきたのかを知る貴重な場である。神田氏は1973年に個人経営のラーメン店「来々軒」をスタートさせ、以降さまざまな困難を経て、1998年に法人化を果たし、2002年には「熱烈中華食堂日高屋」の展開を開始することとなる。今日、関東1都6県で約450店舗を展開するまでに成長したその軌跡を、神田氏は生の声で届ける。

時代の変化を受け入れる

神田氏によると、企業が成長するためには、変化を読み取り、柔軟に対応することが不可欠であるとのこと。特に、近年は新型コロナウイルスの影響にも直面し、従来のビジネスモデルが揺らぎを見せた。そんな中、日高屋は新たな戦略を確立し、地域に根ざす企業としてさらなる成長を遂げている。

この講演の中では、彼が抱える経営哲学やこれからの展望についても語られる予定だ。地域に愛される企業として継続的に成長していくためには、どのような戦略が必要かを学べる貴重な機会だろう。

名刺交換会も開催

講演会では、参加者同士の交流を図るために、異業種名刺交換会も設けられている。多様な意見や知見が交換される場として、参加者にとって新たなビジネスチャンスが広がるかもしれない。定員は200名、先着順のため、興味がある方は早めの申し込みをおすすめする。

開催概要

- 日時: 2025年3月28日（金）14時（開場13時30分）
- 会場: 松戸商工会議所5階大会議室（松戸市松戸1879-1）
- 対象: 松戸市内在住の中小企業経営者、個人事業主、フリーランスなど
- 入場料: 無料
- 申し込み: 参加希望の方は、こちらのフォームから申し込むことができる。

また、松戸ビジネスサポートセンター「ビジまど」は、中小企業や個人事業主が抱える経営課題の解決を支援するため、各種セミナーや交流会も開催しており、今回の講演会もその一環として位置づけられている。詳しくはビジまどの公式サイトをご覧ください。

この講演の参加を通じて、新たな知識を得るとともに、地域経済の発展に寄与する実績ある経営者との交流を深めていくことが期待されている。皆さまの参加を心よりお待ちしております。