AIリテラシー教育の新たな試み
最近、金沢大学附属高校でHEROZ株式会社の生成AI SaaS「HEROZ ASK」が導入され、生徒たちのAIリテラシー教育を支援する取り組みが始まりました。これは、AIネイティブ世代を担う若者たちが、AIを正しく理解し利用する力を身につけるための重要なステップとなります。
講座の背景と目的
金沢大学附属高校は、探究活動や独自の教育プログラムに積極的に取り組んでおり、生徒の主体性や問題解決力の育成を重視しています。この度の「HEROZ ASK」の導入は、同校がAIセミナーに登壇していたHEROZのCRO髙橋氏との関係が進展した結果と言えます。学校側がAI活用に対する関心を高めていたことが、導入の大きな契機となりました。
「HEROZ ASK」の特長
「HEROZ ASK」は、AI技術を用いた情報収集と分析機能を持ち、教育現場における問題解決型学習を円滑に進めるためのツールです。特に、生徒たちが能動的に活用できるという特徴が評価され、フィードバックも良好です。このシステムにより、生徒たちは地域イベントの計画やAIに関する研究などの活動を進める際、効率的にアイデアを整理し資料を作成することが可能となっています。
探究成果発表会での成果
その活動の成果は、金沢大学が主催する「第三回ミライシコウ金沢」にて発表され、生徒たちの取り組みは校内外から高く評価されました。発表を行った生徒の一人は、「AIの活用方法は多様ですが、正しく使用すれば非常に強力なツールになることを実感しました。今回の経験を通じてAIの適切な活用法を理解することができ、今後の学びに繋げたいです」とコメントしています。
副校長の期待
金沢大学附属高校の副校長、塚田章裕様は、「AIが進化し続ける中で、生徒たちにはAIを適切に活用できる力を身につけてほしい」と述べ、本取り組みの意義を強調しました。このような貴重な学びの機会が生徒たちに与えられたことに感謝の意を示しました。
「HEROZ ASK」とは
「HEROZ ASK」は、生成AIを活用し、社内のデータを検索・要約・翻訳する機能や、音声を文字化することで業務を支援します。リリースから1年も経たずに200社以上に導入され、教育をはじめとする多様な分野での利用が進められています。
今後、HEROZはより多くの教育機関でのAIツールの導入を進め、次世代を担う生徒たちが未来の社会で活躍できるようサポートを続けます。