舞踊家谷口さんの訪問
2025-05-26 16:34:23

カンヌ映画祭出品作『国宝』で舞踊指導を担った谷口裕和さんの高山市長訪問

映画『国宝』と谷口裕和さんの舞踊指導



映画『国宝』は、第78回カンヌ国際映画祭に出品されることが決定し、その舞台が岐阜県高山市であることは地元の誇りです。この作品では、舞踊家の谷口裕和さんが、主演俳優たちに舞踊の指導を行ったことが特に注目されています。谷口さんは高山と東京を拠点に活動しており、伝統文化を守る重要な役割を果たしている人物です。

映画のあらすじ



映画『国宝』は、喜久雄を中心とした任侠一家での成長を描いたストーリーです。彼は歌舞伎役者としての道を歩むことになります。物語の中で、喜久雄は俊介という親友と共にライバルとして互いに高めあいながら、歌舞伎の芸を磨いていく様子が描かれています。歌舞伎の所作や精神を舞台上で表現することが求められる中、谷口さんの舞踊指導がその質を大いに高めました。

舞踊指導の醍醐味



谷口さんは、主演を務める吉沢亮さんや横浜流星さんを含む主要キャストに対して、実際の稽古場で3日間にわたり密な指導を行いました。この合宿では、舞踊の技術だけでなく、歌舞伎に対する心構えや所作を身体で学びました。谷口さんは「俳優たちは非常に熱心で、短期間で素晴らしい成果を上げました」とその反応を語っています。

高山の文化を取り入れた映画制作



また、映画制作チームは地元高山の料亭の雰囲気を画面に取り込むことで、作品に深みを与えています。谷口さんは、この作品の完成を地元の人々にぜひ観てほしいと訴えています。地元の文化や伝統が込められた映画『国宝』は、観る者に感動と新たな発見を提供することでしょう。

市長との対話



5月23日、谷口さんは高山市の田中明市長を訪問し、カンヌ国際映画祭からの帰国の報告を行いました。市長も映画の成功を願い、地域に対する影響力を実感している様子でした。このような映画の存在は、高山の文化を広めるきっかけとなることを期待されています。

映画『国宝』の概要



映画『国宝』は2025年6月6日に全国で公開される予定です。主演には吉沢亮、横浜流星、高畑充希などが名を連ね、原作は吉田修一氏が手掛けています。公式サイトも開設されており、多くの期待が寄せられています。

ぜひ、全国上映の際には映画館に足を運び、谷口さんの舞踊指導が生きたこの素晴らしい作品を観てください。


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会社名
高山市
住所
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話番号
0577-32-3333

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