福岡県八女市星野村に、新たな薪窯ピッツェリア《ilvier rain(イルビエレイン)》が誕生します。今回、ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営するクラウドファンディング「セキュリテ」が、不況の中でも地域に新たな魅力をもたらそうとする若き料理人たちの挑戦を支えるファンドの募集を開始しました。
オープンを手掛けるのは、無添加パンの人気店《Olivier Rain》の田中雅也氏と、ジビエ料理を中心に本格的なイタリアンを提供する《il. gibier ristorante》のシェフ、末﨑大地氏。この二人は、地元八女で生まれ育った料理人で、長年この土地や食材の魅力を熟知しており、自らの手で地域に根ざした食文化を育てていこうと強い意志を抱いています。
《ilvier rain》の特徴は、単なるレストランにとどまらず、地域の経済や食文化を持続的に支える取り組みを行うことです。店は自然に囲まれた星野村にあるため、地元の豊かな食材を使ったピザの提供に加えて、地域の生産者と連携した新商品の開発や観光コンテンツとの連携も視野に入れています。
特に注目すべきは、地元の若手を中心とした製品連携の推進や八女の魅力を全国に広めるための外販・催事展開です。また、他の地域店舗とのコラボレーションによるフードネットワークの構築も目指しています。これによって、店舗の成長が地域のにぎわいにも寄与し、若い世代が地元に夢を描ける環境作りにも貢献することが期待されています。
ファンドの募集額は600万円、出資者には特典としてオープン後、ピッツェリア《ilvier rain》の料理を詰め合わせたセットが提供されます。そのセットには、マルゲリータピザや《Olivier Rain》のパン、さらに《il. gibier ristorante》のリエットが含まれ、地元の味を家庭で楽しむことができます。なお、複数口の出資者にはピッツェリアの会員証が付与され、特典として会計時に割引も受けられる仕組みもあります。
八女市は食材の宝庫であり、地域密着型の事業はその魅力を引き出し、更に発展させることでしょう。《ilvier rain》の誕生は、地域に新しい光をもたらし、人々が集い交流する拠点になると同時に、八女の食文化を次の世代に引き継いでいく重要なプロジェクトです。あなたの出資が、八女に新たな食の拠点を実現させます。ぜひ、その一翼を担ってみてはいかがでしょうか。
また、詳細や出資方法については「セキュリテ」公式サイトにて確認可能です。ファンドへの参加は、地域振興に貢献しつつ、八女市の多彩な食の魅力を直に感じる素晴らしい機会になるでしょう。