ごきげんファームリニューアル
2025-04-17 10:04:23

茨城・つくば市の「ごきげんファーム」が平飼い卵のパッケージをリニューアル

茨城・つくば市「ごきげんファーム」の新しい平飼い卵パッケージ



茨城県つくば市にあるNPO法人ユアフィールドつくばが運営する就労継続支援B型事業所「ごきげんファーム」が、2025年4月から新しい平飼い卵のパッケージデザインを展開することになりました。このパッケージは、スピッツのCDジャケットなどで知られるイラストレーターの福田利之氏が手がけ、温かみのあるデザインに仕上げられています。

新パッケージの特徴と背景



gごきげんファームは、障害のあるスタッフが中心となり、養鶏や有機栽培、竹細工など多様な事業を展開しています。今回のパッケージリニューアルでは、養鶏場としての特性を活かし、障害のあるスタッフと鶏が共に生きる姿を視覚的に表現することを目的としているとのこと。福田氏は「生産者とニワトリが寄り添い、手間暇かけて作った卵の世界観を伝えたい」と述べています。

卵の価格は10個入りで500円(税込)、6個入りで300円(税込)で、顧客にとって手に取りやすい商品となっています。質の高い平飼い卵をより多くの人に知ってもらうことで、そのスピリットを広めたいという意図が伺えます。

障害者のスタッフとの連携



「ごきげんファーム」では、約20名の障害のあるスタッフが養鶏事業に従事しており、餌やりから洗卵、パッケージングに至るまで、多彩な業務を担当しています。鶏との触れ合いを通じたアニマルセラピーの効果も期待され、スタッフや鶏がともに心地よい環境で作業できるような配慮がなされています。また、作業は一人ひとりの特性に応じて分担され、チームワークが重視されています。

地域資源の活用と飼育方法



自家製の飼料は、12種類の材料を使用しており、地元のワイナリーやブルワリーから提供される副産物も有効活用されています。これにより、環境への負荷を減らしつつ、鶏本来の行動を重視した平飼い養鶏が実現されています。多くの人が手をかけた卵は、雑草や野菜を食べて生成され、特に鮮やかな卵黄が特徴です。

この品質の高さは、なんとミシュラン星付きレストランでも認められ、多くの飲食店において使用されています。

合同体験イベントの実施



ごきげんファームでは、毎月さまざまなイベントが企画されています。特に、4歳以上の子どもを対象とした採卵体験イベントでは、実際に鶏舎に入り、その日に産まれた卵を収集する楽しさを体験できます。この他にも、野菜収穫や福祉に関連した勉強会など、多岐にわたる学びと経験が提供されています。これらのイベント情報は、ユアフィールドつくばのホームページで確認できるので、興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ



ごきげんファームの新しいパッケージデザインは、障害を持つスタッフとその家族、地域の人々への希望とつながりを象徴しています。美味しい平飼い卵を通じて、多くの人々がこのプロジェクトに関わりを持ち、共感してくれることを期待しています。


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会社情報

会社名
NPO法人ユアフィールドつくば
住所
茨城県つくば市大角豆2168-1
電話番号
029-875-5660

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