埼玉県羽生市で、朝日自動車が主催する特別なバス運転体験会が開催されます。このイベントは、普通免許を持つ方なら誰でも参加可能で、実際のバスを運転する貴重な機会です。49年以上の歴史を誇る有限会社羽生モータースクールが舞台となるこの体験会では、教習所のコースを使用して、実際の運転に近い環境でバス運転を楽しむことができます。
イベント詳細
この特別な運転体験は2025年5月26日(月)の午後13:00から17:00の時間帯に、羽生モータースクールで行われます。定員は最大10名で、応募は朝日自動車の公式ウェブサイトを通じて受け付けており、事前予約が必要です。応募締切は2025年5月11日(日)の23:59までとなっており、抽選結果は5月12日(月)以降に通知されます。
参加資格は普通自動車免許を所持していることであり、家族での参加も可能です。当日は、実際の路線バスのハンドルを握りながら、教官からの指導を受けて、約15分間の運転体験が用意されています。模擬停留所を設置し、ドアの開閉体験なども行うことができます。
バス運転手不足の現状
日本のバス業界は深刻な人手不足に直面しています。日本バス協会の報告によると、2030年には36,000人以上の運転手が不足する見込みです。また、平均年齢が53.9歳という高齢化が進んでおり、このままでは地域の公共交通が危機に瀕します。過去10年間で、完全に廃止されたバス路線も1万3466キロメートルに達するなど、影響は広がっています。
積極的な採用活動
このような背景の元、朝日自動車は地域の公共交通を維持するために、採用活動に力を入れています。羽生モータースクールは、埼玉県内での大型二種免許取得者の数が2位という実績があり、長年にわたり朝日自動車の運転手育成に寄与してきました。今回は、教習所を使用した運転体験会が初めて行われることになります。
会社説明会も同時開催
運転体験会に参加した方のみが参加できる会社説明会も同時に行われる予定です。道を運転する楽しさだけでなく、会社や仕事内容についても知ることができる貴重な機会です。オープンな雰囲気で行われるため、家族を伴っての参加も大歓迎です。
この体験会は、ただ運転を楽しむだけでなく、地域貢献への興味を持つきっかけにもなるでしょう。未来のバス運転手を目指す方は、ぜひ申し込みをお勧めします。興味をもった方は、公式ウェブサイトを訪れて詳細を確認し、参加を楽しみにしていてください!