FoE Japan創立45周年で新事務局長の深草亜悠美氏が就任

FoE Japan創立45周年、新体制のスタート

環境保護に取り組む国際NGO「FoE Japan」が、創立45周年を迎えた今年、新たな事務局長に深草亜悠美氏が就任しました。

FoE Japanの歩み

FoE Japanは1980年に設立され、長年にわたり様々な環境問題に取り組んできました。特に、エネルギー政策、気候変動、森林保全、さらには住民の権利を守る活動など、社会正義を重視した姿勢が評価されてきました。45年前はほとんど議論されていなかった地球温暖化についても、今では世界が直面している重要なテーマとして認識されています。

このような中、FoE Japanは「持続可能な社会」を目指して新たな一歩を踏み出す年を守るための特別なイベントを計画しています。これには6月に予定される45周年記念総会＆感謝イベント、そして「45年の歩み」に関する特設WEBページの公開などが含まれています。また、クラウドファンディングの実施や秋にはチャリティイベントも予定されています。

新事務局長・深草亜悠美

新しく事務局長を務める深草亜悠美氏は、1991年に三重県で生まれ、国際基督教大学を卒業後、キングス・カレッジ・ロンドンで修士号を取得しました。福島第一原発事故を受け、2012年からFoE Japanのインターン生として活動を開始し、その後2016年には正式にスタッフとなりました。以来、気候変動やエネルギー問題についての研究や提言を行い、特に原子力や石炭に関する政策提言活動において重要な役割を果たしてきました。

深草氏は就任にあたり、「45年前から続いているこの運動に関与できたことを大変光栄に思います。社会変化のスピードが加速している現在、FoE Japanが掲げる社会正義や環境への配慮の重要性が増しています。私自身も責任を持ってこの役割を果たしていきたい」と語っています。また、前事務局長の満田夏花氏は引き続きスタッフとして活動を続けることが決まっています。

持続可能な未来に向けて

FoE Japanは今後も「持続可能な社会」実現に向けて、一歩一歩進んでいく所存です。社会的な活動の中で、多くの方々の協力を得て、環境問題解決へ向けた取り組みを強化していく予定です。これからの活動への支援をぜひお願いいたします。

私たちの活動は、皆さまの会費や寄付に支えられています。詳細はこちらからご覧いただけます。