AIロボット協会参画
2025-03-07 17:21:22

松尾研究所がAIロボット協会と共に新たなデータエコシステムを構築へ

松尾研究所がAIロボット協会に正会員として参加



株式会社松尾研究所は、一般社団法人AIロボット協会(以下、AIRoA)に正会員企業として参画しました。松尾研究所は、AIとロボット技術の融合による新しいロボットデータエコシステムの構築を目指して、産業を超えたオープンで大規模なデータ収集および基盤モデルの開発と公開を進めようとしています。また、経営戦略本部の乃木愛里子が理事としてAIRoAに就任し、リーダーシップを発揮することになります。

設立の背景



近年、AI技術は急速に進化し、ロボット分野でも大規模なデータを統合し、効率的に学習する必要性が高まっています。しかし、現状では市場においてこの種の大規模データを共有し、活用するための十分な枠組みが整っておらず、各企業や研究機関が個別にデータを扱うことで開発効率が十分に上がっていない状況です。

松尾研究所はAIRoAと共同で、産業の垣根を超えたオープンで大規模なデータ収集と基盤モデルの開発・公開を行い、高度な汎用ロボットの実現を目指します。これにより、ロボット産業全体での革新的な技術開発が促進されるだけでなく、日本の国際競争力も向上することが期待されています。

プロジェクト目標



松尾研究所とAIRoAが具体的に掲げているプロジェクトの目標は以下の通りです。
1. オープンで大規模なデータ収集と統合:各産業から集めたデータをオープンにし、様々な企業や研究機関が利用できるようにします。
2. 基盤モデルの開発とオープンソース化:AIロボットの基盤モデルを開発し、それをオープンソースとして公開することで、誰もがアクセスできるようにします。
3. スケール可能なAIロボットのエコシステム構築:様々なニーズに応じたロボットの開発が可能なエコシステムを作り上げます。
4. 日本発のスタートアップや研究機関の支援・連携促進:新たな技術を提供する企業や研究機関と協力し、日本におけるロボット技術の発展を加速させます。

AIロボット協会の概要



一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)は、ロボットとAIの融合を図り、ロボット開発に必要な技術革新を推進することを目的としています。

主な事業内容


  • - AIロボットの開発を促進するためのデータ収集・保管・管理・公開
  • - AIロボットの社会普及に向けた取り組み
  • - 及びその他、法人の目的達成に必要な業務全般

松尾研究所について



松尾研究所は、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科に基づいて設立され、大学を中心としたイノベーションを促進する「エコシステム」を作り、その発展を目指しています。松尾・岩澤研究室の研究の成果を社会に生かし、日本の産業競争力向上に寄与しています。今後の松尾研究所とAIRoAの取り組みから、ロボット技術の進化に期待が膨らみます。


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会社情報

会社名
株式会社松尾研究所
住所
東京都文京区本郷6丁目25−14
電話番号

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