アントロッドキャピタルアジアの新たな挑戦
アントロッドキャピタルアジアが「東証アジアスタートアップハブ」に参加することを発表しました。これは、日本市場へのアジアのスタートアップ企業の進出を支援するための新たな取り組みです。
このプロジェクトは、東京証券取引所(東証)を中心に、金融機関や証券会社、監査法人など幅広い専門機関によって構成されています。彼らは連携を深め、アジアの有力スタートアップが日本市場に柔軟かつスムーズに進出できるよう、資本政策から上場準備、事業拡大までの一貫した支援体制を整えることを目指しています。
この取り組みには、国内外の政府機関もパートナーとして参画し、グローバルな支援ネットワークを強化しています。これにより、介入の効率が飛躍的に向上し、アジアスタートアップのよる日本市場への進出が加速すると期待されています。
すでに選ばれたポートフォリオ企業
アントロッドはすでに、投資対象とする2社がこの東証アジアスタートアップハブの支援対象に選ばれたことを明らかにしました。これにより、スタートアップへの包括的な支援体制がさらに強化されることとなります。
以下は、採択されたポートフォリオ企業の概要です。
Aerodyne Group (マレーシア)
この企業は、AIを用いたデータ運用・分析・解析を専門とするソリューションプロバイダーで、通信や農業、エネルギー、物流、監視業界にサービスを提供しています。
Sentient.io Pte Ltd (シンガポール)
シンガポールに拠点を置くこのAI企業は、企業向けのインテリジェンス・ソリューションを展開しており、複雑な業界特有の課題に迅速に対応可能なデータプラットフォームを提供します。
これにより、アントロッドはアジア地域における革新的な技術や事業モデルの社会実装を進めるため、更なる投資を行う意向を示しています。
アントロッドについての紹介
アントロッドは2015年に、地球や人類が直面する課題解決を目指してディープテックに特化した「リアルテックファンド」を設立しました。このファンドは、シード・アーリーステージのスタートアップへの支援を行い、これまでに4つの日本ファンドと2つのグローバルファンドを運用し、総額300億円以上の運用実績をあげています。
「未踏」という理念を掲げ、社会のニーズに応じた資本の流れを確実に築いていくため、2024年6月に社名を「UntroD」と改め、さらなる成長を目指しています。
お問い合わせ
アントロッドキャピタルアジアへの問い合わせは、以下の連絡先をご利用ください。
広報担当:成田
メールアドレス:
[email protected]
詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください:
UntroD